UTokyo LAINACは、メキシコ国立自治大学の学生とスカイプを通じて相互にスペイン語と日本語を学習するプログラムを実施しています。教養学部の正規授業として実施しており、


東大生がスペイン語を話し、UNAMの学生が日本語を話す

SKYPEを使ったスペイン語会話の試み〜

【あらまし】

20158月、東大のミッションがUNAM(メキシコ国立自治大学)を訪れました。その際、CELE(外国語研究センター)より、SKYPEを使って、スペイン語会話の授業を行ってみないかとの提案がありました。

私たちは引き受けることにしました。少なくともスペイン語については、海外の日本語学習生と東大の外国語学習生の間に、こうした試みはありませんでした。また、CELEには日本語教育の専門教員が3名おり、優れた日本語教育が行われていました。断る理由はありません。

2カ月の授業の間、のべ16名の東大生が参加しました。うち8名の学生は、終了後もインフォーマルな形で会話を続けています。2016年度には正式な授業となることも決定しています。




【授業のやり方】

929日から1124日までの火曜日の1限、駒場キャンパス情報教育棟の中演習室にて、SKYPEを使って、スペイン語の既習学生とUNAMの日本語学習生が会話を行いました。マンツーマンが基本です。朝早い1限に実施したのは、日本の方が14時間早いという時差のためです。

授業は各回約1時間。あらかじめ決められたテーマについて、最初の30分はお互いが日本語で話し、残り30分はスペイン語で話しました。調整役として、毎回メキシコからCELEの担当教員と、東大のスペイン語教員が参加しました。






【授業の成果】

東大からのべ16名の学生が参加しました。その中には、後期課程の学生3名、大学院生が1名含まれています。UNAM側からはのべ10名の学生が参加しました。

CELEからの提案で、終了後、希望者を募り、11のマッチングを行った上で、各々のペアの好きな時間に会話を続けてもらうことにしました。計8つのペアが生まれることとなりました。少なくとも日墨16名の学生は、授業に満足を覚えてくれたのではないかと私たちは考えています。






【今後の展望】

2016年度の秋学期には、SKYPEを用いたUNAM学生との会話は、正式なスペイン語会話の授業として実施されることになりました。UNAM関係者、東大の施設関係者らと調整をはかりつつ、最善の環境を整えていきます。正式な授業なので、より多くの参加者が見込まれるほか、人的交流への貢献も期待されます。