【本シンポジウムは中止となりました】(3月4日)

UTokyo LAINAC 公開シンポジウム
変革か後退か―メキシコAMLO政権について考える―
¿Transformación o retroceso? 
Simposio sobre la Administración de AMLO, México

2018年のメキシコ総選挙において、AMLO(Andrés Manuel López Obrador)が大統領選で、彼を支える新興政党のMORENA(Movimiento Regeneración Nacional)が連邦議会選でそれぞれ歴史的な勝利を収め、世界を驚かせました。「腐敗の一掃」と「新自由主義の克服」を説いてきたAMLOの圧勝は、メキシコの転換を意味するのであり、何ができるのかじっくりと見守るべきだという意見はいまも根強く存在します。その一方で、「民主主義を深化させる代わりに蝕んでいる」、「本格的な左派政権と期待されたのにやっている政策は右派のそれである」といった批判が、日増しに高まりつつあります。情報が錯綜する中、AMLO政権の背景と性格、それがなし遂げたこと、なし遂げていないことについて、確かな見識が求められています。本シンポジウムでは、メキシコから2人、日本から3人の専門家を招いて、腐敗、治安問題、歴史、農業、産業政策といった観点からAMLO政権について報告してもらい、その後、コメンテーターと会場から質疑応答の時間を設けます。日本語とスペイン語の同時通訳がつきますので、メキシコに関心のある皆さまの参加をお待ちしています。

日時:2020年3月22日(日)15時~18時(14時半開場)
場所:東京大学駒場キャンパス18号館1階ホール
(https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_17_j.html)
言語:スペイン語、日本語(同時通訳付き)
*事前申し込みは不要です。

【報告者】
Raúl Benitez(Universidad Nacional Autónoma de México教授)
Fernando Nieto Morales(El Colegio de México教授)
国本伊代(中央大学名誉教授)
谷洋之(上智大学教授)
芹田浩司(立正大学教授)
【討論者】
宮地隆廣(東京大学准教授)
【司会】
受田宏之(東京大学教授)

主催:LAINAC(東京大学ラテンアメリカ研究センター)
共催:IAGS(東京大学グローバル地域研究機構)

* 連絡先:受田宏之 03-5454-4825  hukeda[at]waka.c.u-tokyo.ac.jp